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2025.03.17
DX、Fintech、AI、クラウド…ソルクシーズの成長戦略と最新ビジネス事例【後編】

最先端技術の進化が加速するIT業界のなかで、ソルクシーズグループはテクノロジーとサービスの領域を広げ、顧客を開拓しています。今回は、ソルクシーズの成長戦略と最新ビジネスについて、2回にわけて紹介しています。
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前編】では成長戦略と強み、注力する先端IT技術について紹介しました。続く【後編】では、先端IT技術を活用したソリューションを中心に、ソルクシーズの最新ビジネス事例をレポートしていきます。
まず紹介するのは、グループ会社のエクスモーションが2024年11月に正式リリースした生成AIによる開発支援サービス「CoBrain」です。
ソフトウェア開発に欠かせない要件定義を生成AIがサポート。要件の一括チェックや要求仕様の文書作成・添削・Q&A作成により、品質向上や効率化、レビュー負担の軽減を実現します。エクスモーションは、新サービスの普及を促しながら、既存の人材育成支援ツールと組み合わせた新たな開発人材育成支援サービスの確立も推進中です。
株式会社ノイマンは「自動車教習所DX」を促進するさまざまなソリューションを展開。2022年にリリースしたオンライン学科教習ツール「N-LINE」は全国の586校で利用されており、教習所のシェアは約70%となっています。
2024年2月には、クラウド教習原簿「N-reco」をリリース。これまで紙ベースで管理されていた教習・検定に関する全情報をデジタル化することで、教習所業務の効率化やヒューマンエラーの防止に貢献するサービスです。
ノイマンは、このほかにも「クラウド教習所システム」や、教習業務・教習生サービスをスマート化する「DrivIT」、ベトナムへの展開など幅広い取り組みを進めています。
イー・アイ・ソルの「状態監視・予知保全システム」は、製造業・電力・製薬・鉄道会社などでニーズが高まっているソリューションです。工場のラインにおける突発的なトラブルを音や振動などのデータから予知するシステムや、工事現場の状態監視によって事故を予防するシステムは、人手不足に悩まされている業界の課題解決に寄与しています。
さらにイー・アイ・ソルは、新たなマーケットとして航空・宇宙・防衛(ADG)領域のソリューションにも注力し始めています。2024年5月に開催された米国ナショナル・インスツルメンツ株式会社(NI)主催のカンファレンスで、「Outstanding Contribution Award」を受賞。APACの企業約300社のうち、日本企業で表彰されたのはイー・アイ・ソルだけです。
2024年12月には防衛装備庁装備政策課が主催する「防衛産業参入促進展2024 in TOKYO」にも参加し、航空・宇宙・防衛関連のデータシステムやシミュレーション用のソフトウェアを出展しています。
クラウド領域のソリューション事例として挙げられるのは、企業向けに特化したオンラインストレージサービス「Fleekdrive」です。
業務効率化を実現する豊富な機能、Salesforceをはじめとする他社ツールとの連携、高度なセキュリティ性能が評価されており、「ITreview」が実施した「ITreview Grid Award 2025 Winter」のオンラインストレージ部門において、顧客満足度が高いサービスに与えられる「High Performer」を受賞しています。ユーザー数は2020年の10万から2024年には3倍の30万人に到達しており、世界190カ国の導入実績があります。
以上、ソルクシーズグループの成長戦略と最新ビジネス事例を【
前編】【後編】の2回にわたり紹介しました。ソルクシーズは、さまざまな業界・領域をまたがるプロジェクトやサービス開発に携われるSIerであり、最先端の技術や業界特化の知識・ノウハウを武器に活躍するプロジェクトマネージャー、リーダー、エンジニアを育成しています。
今後、ニーズが高まるスキル・実績を身につけたい方は、キャリア採用サイトをご確認ください。ソルクシーズでは即戦力の技術者とマネージャー・リーダー候補に加えて、未経験からエンジニアとして活躍したい方も募集しています。