ソルクシーズの採用・求人に関する最新ニュース、IT業界の人材に関するトピックス、キャリア推進本部の取り組み、グループ企業の新しいサービスやプロジェクト。ソルクシーズを取り巻くさまざまな分野の動きと、採用&人材育成の今がわかるブログです。
近年の急速な技術革新によって、多様なサービスでITが使われるようになりました。コロナ禍でこの傾向は一層加速しています。一方で、ITサービスの市場拡大に対して、技術者は不足しており、システムエンジニアの転職は売り手市場になっています。
人材不足を補うため、未経験者を育てて戦力にする企業も増えており、開発や運用の実績とスキルを持つ経験者は好待遇で転職できる可能性が高くなっています。
その中で、よりよい転職先を見つけるために、高評価なスキルとは何でしょうか。数多くある中から、10のスキルをチョイスしました。前編では、市場拡大が見込める6つの領域を紹介。後編では、安定的に評価が高い4つのスキルについてみていきます。
システムエンジニア不足の中でも、特に足りないのが先端IT領域の人材です。従来型のIT人材は、今後、余剰になるという予測もあるため、生き残っていくためには先端領域の知識やスキルを身につけておく必要があります。
AI(人口知能)を活用したサービスは、継続的に需要が拡大しています。機械学習やディープラーニングといった専門的な知識・スキルがあるAI人材は足りなくなっており、これらを身につけておけば好待遇の職場を見つけられる可能性が高まります。
スマート家電に代表されるような「モノ」とインターネットをつなげて、生活やビジネスを便利にするIoTも、さらなる市場拡大が進んでいる領域です。ロボット掃除機やスマートスピーカーなど、既に私たちの生活に身近な技術となっていますが、今後は産業用のIoT(=IIoT)の技術革新が進む見通しです。
とりわけ注目されているのが、医療機器、製造、物流などの業界です。ウェラブル端末を使いリアルタイムで心拍や体温を確認したり、WMS(倉庫管理システム)と連携して在庫管理業務の効率化を図れるようになっています。
ソルクシーズグループでも、高齢者見守り支援システム「いまイルモ」や、イーアイソルが提供する「IoT/予知保全システム」などのサービスを展開しています。
コロナ禍によって変化を余儀なくされたITテクノロジーのひとつが、ビックデータの活用です。世の中のニーズが大きく変わったため、大量の過去データの分析によるマーケティングが通用しなくなってきています。
データ/アナリティクスは、依然として進化・成長を期待できる領域ですが、従来のビッグデータ解析だけでなく、多様なスモールデータを活用できる人材が求められています。データサイエンティスト・データアナリストといったデータ分析のスキルがあれば、多くのIT企業で経験値を高めることができるでしょう。
モバイル、SNS、クラウドサービスの進化によって、情報漏洩のリスクが高まりました。企業においても、テレワークの推進やクラウドシフトに伴い、セキュリティ強化の動きが強まっています。
セキュリティ領域は、常に新しい技術を吸収し続ける大変さはありますが、需要がなくなることはありません。セキュリティに長けたシステムエンジニアは以前から不足しており、今後はますます採用が活発化していくはずです。
この領域に興味がある方、専門スキルを身に付けてキャリアアップしたいと考えている方は、「情報処理安全支援士試験」「情報セキュリティマネジメント試験」などの資格を取得するところから始めてみてはいかがでしょうか。
デジタル技術を使い、ビジネスを大きく変革させるDX(デジタルトランスフォーメーション)。コロナ禍によって導入の動きが鈍化していたのですが、2022年はスピード感をもって動く企業が増える見通しです。
金融、流通、メーカー、製造業など、これまでITとは関わりが少なかった産業でもニーズが高まっており、経営・企画の知見とITに関する知識・技術の両方を持った人材の需要が急速に高まっています。求められているのは、経営視点があるプロジェクトマネージャー、ビジネスデザイン人材、システムアーキテクチャー、UXデザイナーなど。ユーザー企業の採用ニーズも高まっており、スキルを身に付ければキャリアの選択肢が増えるでしょう。
スマートフォンアプリの開発や品質テスト、デバックなど、モバイル関連の需要は引き続き拡大中。消費者向けだけでなく、ビジネスに活かせるモバイルのシステム開発の案件も増えてきています。
加えて、2020年3月より提供が開始された5Gを活用したサービスの展開も本格化し、モバイルに関する技術があるシステムエンジニアは好待遇が見込めます。
ソルクシーズは、DXやIoTなど先端領域のサービス開発にも積極的にチャレンジしています。コロナ禍以降、DX導入やキャッシュレス化の案件が増えており、経験・スキル・学習意欲があるシステムエンジニア積極的に採用しています。
チームプレーでプロジェクトを推進するカルチャーが根付いており、マネージャーや専門性が高いエンジニアとのコミュニケーションによって、リーダークラスに成長する若手メンバーが多い会社です。
現場で経験を積んだ後は、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーとして活躍することができます。興味がある方は、キャリア採用サイトで募集要項や求人情報をチェックしてください。
後編では、転職時に高評価の4つのスキルについて紹介します。
2022.05.31
ソルクシーズがSES企業のおすすめランキング1位!その理由は?【前編】
2022.06.06
ソルクシーズがSES企業のおすすめランキング1位!その理由は?【後編】
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経済産業省のIT人材需給調査から読み解く「余る人材・求められる人材」【後編】
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