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ソルクシーズ社員の生の声をお届けしている本シリーズ。クレジット開発事業部【前編】では、プロジェクトの概要や中途入社のEさんの成長っぷりを紹介しました。【後編】では、なぜEさんが目覚ましい成長を遂げられたのか、指導方法や職場環境を深堀りします。
Eさん
IT業界から転職し、入社以来銀行送金システムの開発プロジェクトに従事。スタッフとして働きながら経験を積み、今はチームリーダーとして活躍中。前職と比較して、ソルクシーズの働きやすさを実感している。
Hさん
銀行送金関連のプロジェクト立ち上げから関わっているマネージャー。相手のレベルにあった指導法で優秀なリーダー、マネージャーを数多く育成している。
30~40名のプロジェクトを率いるHさんに、マネジメントする際に大事にしていることを聞いてみました。
「具体的な指示を出すよりも、メンバーに考えてもらうことを重視しています。ある程度経験を積んだメンバーには、どのように考えていけば良いか、方向性を伝えます。一方、経験が浅く自分で考えることが難しいメンバーには具体的に教えるなど、相手のレベルに合わせて指導法を変えています。心がけているのは、こちらの期待を無理やり押し付けないことですね」(Hさん)
どのようにレベルを把握しているのかと尋ねると「質問の内容からレベルを測っている」とのこと。
「このレベルの内容を聞いてくるなら、ここまで理解している。それならば、このレベルの仕事をお願いしようなど、メンバーのレベルにあった難易度の仕事を割り振ります。ただ、丸投げすることはなく、任せる範囲は少しずつ広げるように気をつけています。『わからないところは気軽に質問して』と伝え、こまめにサポートしながら成長を見守ります。
加えて、メンバーの得意・不得意に合わせたマネジメントも心がけています。メンバーのなかにはテクニカルなことを強みとするメンバーもいれば、チームビルディングやマネジメントが得意なタイプもいる。長所は人それぞれなので、強みや個性を活かすことを大切にしています」(Hさん)
実際、Eさんにはどのような指導をしてきたのでしょうか。
「Eさんは、調整能力、マネジメント、ロジカルシンキングなど思考に関する部分が長けていると感じています。そのため、チームの管理など考える分野については、最初から任せられる部分を多めにし、『この部分をひととおり考えてやってみて』と、お願いすることもあります」(Hさん)
プロジェクト進行を管理しながら、メンバーのレベルや個性に合わせた指導は大変なものです。しかし、Hさんは苦労する様子を見せることなく、当たり前のように丁寧な指導をしています。これだけ親身になって指導してくれる職場なら、急成長が期待できそうですね。
ソルクシーズの良さについて話を伺うと、Hさんは「風通しの良い職場」と一言で表現してくれました。
「これまでいろいろな部を経験してきましたが、部署間で話を通しやすいですね。上司にも話が通しやすいので、裁量を持ってのびのびと働けます。窮屈な感じがしないのも良いところです」(Hさん)
Eさんも仕事を進めるうえで「心理的安全性が高いこと」「ソルクシーズは困ったら絶対に助けてくれる環境」であることを高く評価していました。
今後の目標について聞いてみると、Hさんは「会社全体の働きやすさを改革していきたい」とのこと。
「入社15年目の自分は、ソルクシーズでは真ん中の世代です。時代が変わってきているため、古いやり方は刷新していかなければならないと考えています。育成の仕方、フォローの仕方などを工夫して若手が活躍できる環境、時代に即したソルクシーズに変えていきたいですね」(Hさん)
コロナ禍を経て、働き方も変わりました。コロナ禍前までは客先常駐で週5日出社するスタイルでしたが、緊急事態宣言が出た際はフルリモートを経験。
「コロナ禍前は新しいプロジェクトが始まる度に、お客様の元へ直接ご挨拶にいっていました。しかし、コロナ禍になってからはご挨拶をWeb会議で済ませるようになって、出張はかなり減りました。この傾向は今も変わりません。フルリモートになった時はメンバーとのコミュニケーションが難しく、対面コミュニケーションの大切さを改めて認識しました」(Hさん)
Eさんは入社してすぐに緊急事態宣言が出されたため、慣れない環境のなかフルリモートで働くことに。満員電車に乗る必要がなくなったというメリットはあったものの、コミュニケーションの効率の悪さというデメリットを感じたと言います。
「対面ならばすぐに質問して解決できることでも、チャットでのやりとりになると、テキストに起こす必要があり手間が増えました。また、相手が忙しいのかといった状況もわからず、いつ質問したらよいかと悩むこともありました」(Eさん)
Eさん、Hさんが参加するプロジェクトでは、今はコロナ禍前と同様に客先常駐で週5日出社するスタイルに戻っています。
「一時期、飲み会や食事なども激減していましたが、今は歓迎会、忘年会などが復活しています」(Hさん)
「私は積極的に飲みに行くタイプではないのですが、忘年会など大きな会のときは参加するようにしています」(Eさん)
人間関係が希薄と思われがちなIT業界ですが、ソルクシーズでは縦・横のつながりがあり、適切なコミュニケーションを取りながら働ける環境のようですね。
さまざまな専門領域を持ったシステムエンジニアが協力しながら、1つのプロジェクトを推進していくことが多いソルクシーズでは、チームプレーを大事にしています。プロジェクト内外の人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくスタイルのため、チームプレーが得意、コミュニケーションを厭わないエンジニアと一緒に働きたいと考えています。興味を持った方はソルクシーズの採用サイトの求人情報をチェックしてみてください。
次回は産業事業部の生の声をお届けします。
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