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勤務の条件や福利厚生などの仕組みは調べられますが、実際にどんな人たちがどのように働いているのかは、外からではわからないことがほとんどです。このシリーズでは6回にわたって、ソルクシーズで働いている若手社員とその先輩のトークをお届けしています。実際の生の声からソルクシーズ社員の姿を感じ取ってくださいね。
第5回の今回は、SI開発事業部で働く若手社員のYさん、先輩のNさんの話を前編・後編に分けて紹介します。
Yさん
新卒で入社して7年目の現在、3つ目の案件となるネットバンク系システムのプロジェクトでチームリーダーに挑戦中。
Nさん
新卒でソルクシーズに入社して20年。研究開発などを行う事業戦略室に配属後、SI開発事業部に異動して15年間主にクレジットの基幹システムを担当。現在はネットバンク系システムのプロジェクトマネージャーとして活躍中。
現在、ネットバンクシステムの改修プロジェクトを担当しているYさんとNさん。
「2000年に公開したシステムのユーザー向け画面や行員がメンテナンスに使う画面などの改修に加え、新商品や新しい仕組み、各種アプリとの連携など最新の技術を導入した新しいシステムの構築を行っています。
実はこの案件の立ち上げから担当するはずだったのですが、その前にやっていたクレジット基幹系システムの案件から抜けることができなくて、合流が3、4ヶ月遅れたんです」(Nさん)
Nさん抜きでスタートしたプロジェクト。現在は10名を超えるメンバーが活躍していますが、開始当初は今とは違っていたようです。立ち上げから参加していたYさんに当時の状況を聞いてみました。
「自分を含め3名でスタートしました。Nさんが来たことでWeb案件に移行し、さまざまな開発をするようになりましたが、最初は細々とした業務しか行なっていませんでした。今思えば、Nさんが来る前は全員がプレーヤーとして個々に動いていて、まとまっていなかったんだと思います。各自のスキルや特性が違うのにそれを活かすような動きができず、資料などもバラバラでノウハウを内部で共有することもできていない状況でした。Nさんが合流し、チームの状況を確認して課題を整理することで、チームとしてのレベルが底上げされました」(Yさん)
そんなYさんは、現在リーダーとしてメンバーの技術サポートや進捗管理を任されています。
プロジェクト全体を見ているNさんが難しいと感じるのはメンバーのアサインだそう。
「このプロジェクトは技術的な情報とお客様の状況を踏まえて答えを出さないといけないことがほとんどのため、Web系技術の知識に加え、お客様と交渉ができるスキルが必要です。両方できる人はなかなかいないのでアサインが非常に難しく、泣きそうになる場面もあります」(Nさん)
Nさんと一緒に働くようになってからの印象について聞いてみると、「とにかく技術力の高さに驚きました」とYさん。
「同じくらいの役職の方と比べても絶対的に高い技術を持っています。最新の技術も押えていますし、知識の守備範囲が広いんです。さらに、新しい案件で誰もやったことがないような未知の領域の課題があっても、情報収集して対応していく姿勢に尊敬を覚えますね」(Yさん)
「今のプロジェクトが、最新の技術で新しいものを作ろうとする会社の案件だということもありますね。ネットバンクの案件は金融のルールやサービスフローに関する知識がベースにないと難しいのですが、他の案件で経験したスキルとかノウハウが活きていると感じています」(Nさん)
では逆に、Nさんから見たYさんの強みにはどんなものがあるのでしょうか。
「Yさんの働く姿を見ていて、少し若いですがリーダーを任せてみることになりました。本来のスキルよりも難しい業務をやってもらう中で、自分なりの反省点を見つけて改善しているのはすごいなと思います。
最初は拙いことも多かったのですが、気持ちの面でも作業の面でも段々とリーダーという立場に順応しています。この順応性の高さは評価できますし、嫌な顔をせずに自分から進んでお客様に対応しているのがすごいと思います」(Nさん)
実はYさん、別の案件でもリーダーをやったことがあるそうです。しかし、現在のプロジェクトでリーダーとしての経験を積むうちに、きちんと仕事ができていなかったことを実感したといいます
「数字などについてNさんに指摘されることで、上司や先輩など上の人たちが何を気にして仕事をしているのかがわかってきました。
今までの進捗管理では、数字を出してから分析することがきちんとできていませんでした。このプロジェクトでNさんに指摘してもらったことで、数字の見方が変わり、スキルが身についてきたように思います」(Yさん)
リーダーとして着実にスキルアップしてきたYさんに次の目標を聞きました。
「お客様との交渉力が課題だと思っています。Nさんにお任せしてしまっている部分もあるので、徐々に自分で対応できる部分を広げたいです。交渉力を身につけ、一人でプロジェクトを任せてもらえるようになるのが目標です」(Yさん)
新卒でも転職でも、それぞれのスキルや特性を活かし、目標を達成するためのバックアップ体制があるソルクシーズ。Yさんのように若くてもシステムエンジニアやリーダーとして経験を積めるような環境が用意されるなど、スキルアップをめざす人には最適な会社です。興味を持った方はソルクシーズの採用サイトの求人情報をチェックしてみてください。
後編ではソルクシーズの社風や特色について聞いてみましょう。
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