働き方改革、キャリア支援…ソルクシーズが副業・兼業制度を導入した理由

日本政府が掲げる働き方改革の施策のひとつでもある副業推進。現在、さまざまな企業で副業が解禁されており、ソルクシーズでも2022年4月、副業・兼業制度を導入しました。

ソルクシーズでは、どのような背景、目的で導入され、どのように運用されているのでしょうか。詳しくみていきましょう。

社員の多様な働き方を支援

副業・兼業制度導入の前から、ソルクシーズは働き方改革に注力してきました。たとえば、テレワーク勤務やフレックス制度の導入。新型コロナウィルスの感染拡大で、緊急事態宣言が出された2020年4月から、テレワークを推進。出社は週1回という部署もあるほど、テレワークが浸透しています。

テレワークを推進すると同時に、社内向けeラーニングシステム「ソルクシーズアカデミー」を開講。現場ですぐに使えるITスキルをいつでも自習できるようにしています。新入社員や若手社員からリーダー、マネージャークラスまで、利用者は着実に増えています。

加えて、残業時間の削減にも着手。ある調査によると、システムエンジニアの平均残業時間は32.8時間ですが、ソルクシーズの2021年度の年間平均残業時間は11.1時間。業界の平均を大きく下回っており、ワークライフバランスを大事にしながら働くことが可能です。このほかにも、コミュニケーションのとりやすいフリーアドレスのオフィス、充実した福利厚生など働きやすい環境が整っています。

さらなる働き方改革を実現するために、導入された副業・兼業制度。テレワークが浸透したことによって通勤時間が削減され、自由に使える時間が増えたことが、検討を始める大きなきっかけとなりました。制度の目的は、主に4つです。

シニア社員のセカンドキャリア推進

ソルクシーズには新卒社員から、転職したきた社員やベテラン社員など、幅広い年代の社員がそれぞれの強みを活かして働いています。

シニア社員の中には、週３～4日勤務という社員もいます。副業は収入UPができるという意味合いだけでなく、新たな発見や生きがいを見つける機会にもつながります。退職後、新しい仕事をスタートするのは、なかなか難しいものです。しかし、ソルクシーズ在籍時から副業として始めることで、スムーズにセカンドキャリアを築くことが可能になります。

社員の視野を広げ、技術力を高める

システムエンジニアの仕事は、業務内容や作業工数が明確で、副業にかかる時間や負担を把握しやすいのが特徴です。そのため、IT業界は全体的に副業が活発化しており、チャレンジしやすい環境が整っています。

社員としては、副業・兼業によって社内では得られない新たなスキルや人脈の獲得も期待できます。一方、会社としては、社員が得た情報や知識、スキルや人脈を活かして事業の拡大や新規サービスの開発などを推進できるので、双方にとってメリットがあるといえるでしょう。

副業の見える化

副業・兼業導入には不安な点もあります。たとえば、コンプライアンスや情報漏洩のリスク、本業と副業の逆転、働きすぎによって健康を損なうなどの問題です。

これらのリスクを解消するためには、明確なルールを定め、副業を「見える化」したほうがベターです。ソルクシーズでは、副業・兼業を許可制にしていますが、OK・NGを審査するためではなく、副業のメリットとリスクを相互でしっかり確認し合ったうえで始めていただくためです。業務内容は、IT関連でなくても構いません。

社員が申請した後、労働時間、残業時間、副業時間をしっかり自己管理し、健康を損なわないこと、コンプライアンスや情報漏洩のリスクをクリアすること、本業はソルクシーズの仕事であることを確認し、スタートとなります。

ソルクシーズに対するエンゲージメントの向上

副業・兼業制度の導入はソルクシーズへのエンゲージメントの向上にもつながると考えています。導入後、最初の3ヵ月で申請が6件ありましたが、全て認められました。社員のチャレンジ精神や自主性が重んじられているのも、ソルクシーズの魅力のひとつです。

生き方、働き方の多様化が進むなかで、副業・兼業制度がうまく活用されれば、ソルクシーズで長く活躍してくれる人材が増えるでしょう。

より働きやすい会社をめざして

ソルクシーズの社員の多くが、働きやすさが魅力といっています。チームプレーの精神が根付いており、誰か困ったり悩んだりした時は、手を差し伸べる仲間が必ずいる会社です。キャリアステップも多様で、一人ひとりの「やりたい」という気持ちを大事にしています。AI、IoT、セキュリティ、モバイル、クラウド、DXといった新しい領域にも手を伸ばしており、プロジェクトマネジメントのノウハウやIT技術を習得する機会が多いのも特徴のひとつです。

ソルクシーズに興味がある方は、キャリア採用サイトの求人情報をチェックしてみてください。