ソルクシーズの求人ニュース 2021.09.06

IT業界の転職市場動向・2021年下半期【後編】

IT業界での転職を検討しているなら、トレンドをおさえておくことが成功への近道です。

本コラムでは、3回に分けて2021年夏の注目トレンドを紹介しています。前編と中編では、転職市場の概要や特徴についてみてきました。

後編では、コロナ禍におけるシステムエンジニアの働き方の変化や求められる人物像について解説します。

テレワークを導入する企業が増加

コロナ禍でシステムエンジニアの働き方にも変化が表れています。今までは、自社もしくは顧客企業に常駐といったオフィスで働くイメージの強かった仕事ですが、コロナ禍以降はテレワークが急増しています。担当業務によって、必要な作業があるときしか出社しない「ほぼフルリモート」を認める企業も珍しくなくなりました。

フルリモートの場合、住む場所にとらわれないため、全国のIT企業で自分の腕を試すことが可能です。また、企業側にとっても、自社から離れた地域に住む優秀なエンジニアを確保でき、双方にとってメリットがあるといえるでしょう。

ソルクシーズでもテレワークを導入しています。担当している仕事や部署によって、どの程度リモートで対応ができるかは異なりますが、積極的にテレワークを推進しています。テレワークでは、オフィスと同じレベルのコミュニケーションを取るのが難しいこともあります。それでもオンラインミーティングやチャットなどを活用しながら、チーム力を大事にするソルクシーズらしさを活かせるよう、新たなワークスタイルを構築しています。

求められるのは短期間に成果を出せる人

物事の変化が激しい現在、個人で短期間に成果を出せるTS（タレント・ショートタイム）型人材が求められています。従来のように多くの新卒を採用し、長期間育成するOL（オーガナイゼーション・ロングターム）型は減少傾向にあります。特に、転職市場ではTS型人材が求められる傾向が強く、即戦力として期待されます。

そのため、アピールできる実績や経験、スキルを持っている人は転職時に有利です。とはいえ、ただ実績やスキルを持っているだけでは、評価はいまひとつとなるかもしれません。プロジェクト推進はひとりでは難しいため、チームプレーができる協業力、異なる立場の人と協力し合えるコミュニケーション力、自ら考え積極的に行動できるチャレンジ力も持ち合わせていることが重要です。

転職市場で勝ち抜くためには、めざすキャリアに合わせてアピールできる実績や経験、スキルを積み上げていくことが重要です。

転職成功の秘訣は、具体的に過去の実績や経験をアピールすること

転職時には、これまでの経歴や実績が採用の判断基準の中で大きなウェイトを占めます。今までの実績や成果を棚卸し、できる限り数値化して具体的に語る事で即戦力をアピールしましょう。保有資格よりも実務経験を重視する傾向があるシステムエンジニアでも、未経験の分野に挑戦する場合は、関連する資格を取得しておいたほうがいいでしょう。自ら学ぶ積極性を評価する企業も数多く存在します。

2021年後半はX-Techにも注目

2021年後半以降、5Gなどのブロードバンドの普及により、多くの分野でIT技術を活用したX-Tech（クロステック）の動きが加速する見込みです。ソルクシーズが既に注力しているFinTech（金融）に加え、HealthTech（医療）、Edutech（教育）、HR Tech（人事）、 AgriTech（農業）、LegalTech（法律）などが登場してきています。

ITのトレンドの移り変わりは速いので、常にアンテナを張って最新技術や情報を手に入れ、スキルを磨いていくのが自分の市場価値を高める秘訣です。

ソルクシーズなら、自分らしく働きながら自己実現ができる

ソルクシーズでは、経験豊富なシステムエンジニアだけでなく、「何かを成し遂げたい」という強い熱意をもった若手エンジニアも求めています。

チームで協力しあうカルチャーがあり、メンバーの個性を大事にしながらプロジェクトをひっぱっていくプロジェクトリーダーやマネージャーが多いのも特徴のひとつです。転職後も、スムーズに溶け込み、すぐに実力を発揮できる環境が整っています。

興味のある方は、ぜひ、職種別の求人情報も掲載しているソルクシーズのキャリア採用サイトをチェックしてみてください。