証券FinTechビジネス部・山口部長に聞いた「ソルクシーズで活躍する人材」

ソルクシーズの求人ニュース 2021.10.07

証券FinTechビジネス部・山口部長に聞いた「ソルクシーズで活躍する人材」

「デジタルトランスフォーメーションで、日本のビジネスを導く」というメッセージを発信しているソルクシーズ。金融業界、通信業界をはじめとするさまざまな企業に向けて、デジタルトランスフォーメーション（DX）の導入やFinTechを活用したシステム改革を提案しています。

今回から、事業を統括する部長のみなさんに「ソルクシーズが今後、求める人物像」について語ってもらうインタビュー企画を短期集中連載でお届けします。第1回は、2021年に新設された証券FinTechビジネス部の初代部長・山口さんに話を聞きました。

証券FinTechビジネス部は、FinTechを活用したサービスを開発

2021年1月、ソルクシーズではFinTechに力を入れるため組織改革を実施。既存のお客様のシステム開発を担う「証券ソリューションビジネス部」と、証券会社に特化した新たなビジネスを展開していく「証券FinTechビジネス部」を新設しました。

「証券FinTechビジネス部」は、ブロックチェーンやRPA、キャッシュレス決済などFinTechの技術を活用することで、情報処理のスピード向上やセキュリティ強化、システム関連の業務負荷軽減を実現するサービスの構築をめざしています。まずは、山口部長にほしい人材の条件について語ってもらいましょう。

金融関連の知識やスキルは必要だが、最初は必須ではない

「FinTech関連の業務を行うためには金融・証券業界のシステムの知識や専門用語などの理解があった方がいいですが、決して必須というわけではありません。ブロックチェーンやキャッシュレス決済などの一般的な知識があれば十分。専門知識は業務を通して学んでいくという姿勢があれば、活躍できる仕事です」

「また、証券業界はいわゆるドットネット系（.NET Framework）が多く、技術や経験がある方はなじみやすいでしょう。加えて金融関連のシステムは、シェアが高いJavaの知識も重要になってきます。今後は、スマートフォン関連のニーズが高まってくるとみており、Webに関する知見や技術がある人材も重視しています」

ソルクシーズのビジネスは「顧客のニーズに応えるITサービス業」

ソルクシーズのシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーにとって、金融関連の知識やシステム関連のスキルよりも大事なことがあると山口部長はいいます。

「求められるのは、ビジネスとして考える力や課題解決力、お客様のニーズや要望に真摯に向き合う姿勢です。ソルクシーズはものづくりに特化したソフトハウスとは違います。われわれの本質は、ニーズに応えるITサービス業。つまり、お客様の要望に対して、技術を駆使しながら最善策を提供することです」

「高い技術を持っていればいい、指示されたことだけやっていればいい。そのような考え方はソルクシーズにありません。顧客の話をしっかり聞いて課題や悩みを理解し、コミュニケーションを取りながら最適解を導き出すという顧客志向を重要視しています」

「いただいた条件のなかで、どれだけお客様の要望に近づけられるかを考え抜いてほしい。そのうえで、会社としての利益も意識したい。ビジネスとしてサービス業をやれる人と一緒に働きたいですね」

ゆくゆくはマネージャーとしての活躍を期待

ソルクシーズのキャリア採用でシステムエンジニアとして転職した場合、当初は現場で実務を覚えていただきますが、先々はプロジェクトマネージャーやリーダーとして活躍するか、技術を磨いてスペシャリストをめざすかを選択することになります。マネージャー・リーダー候補は、実務を行いながらプロジェクト全体を見渡し、顧客やエンジニアのニーズを把握して最適解を導き出す人材になるための経験を積んでいただきます。

ソルクシーズがキャリア採用に注力する理由のひとつに、社内とは違う視点をもった人材が起こすイノベーションへの期待があります。チームで協力しながらプロジェクトを進めていくカルチャーが根づいており、意見交換が活発に行われる会社なので、新たなアイデアを形にできる機会も数多く存在します。ビジネスに貢献するだけでなく、エンジニア個人としても多様な刺激を受け、大きく成長できる環境があるといえるでしょう。